刺繍パッチは洗濯や脱水により劣化します。

　洗濯や脱水時の摩擦により糸がほつれ易くなり、刺繍ならではの凹凸や立体感が損なわれることがあります。

　衣類に縫い付けられた刺繍ワッペンなどは裏返しでネットに入れソフト洗いもしくは手洗いをせざるを得ませんが、取り外し可能なパイルアンドフック加工の刺繍パッチは
　取り外して洗濯を避けるのが長持ちの秘訣です。

　どうしても洗濯する場合は、漂白剤の使用は色が変化する場合があるので避けて下さい。

　優しく手洗いした後、長時間濡れたまま放置していると色移りや色むらの原因になりますので、タオルなどで水気を取り、直射日光を避けて乾かして下さい。

　また、アイロンや乾燥機等は刺繍を劣化させるため使用しないで下さい。

　やむを得ずアイロンを使用する場合は刺繍部分に十分なあて布をし、スチームアイロンは使用しないで下さい。

　イベント限定の刺繍ステッカーの貼り方を説明しています。アイロンを使用する際は十分に気を付けて作業を行ってください。なお、この説明書はあくまで参考です。

　刺繍ステッカーとは、刺繍パッチの裏面をステッカー状にしたもので、ステッカーとしての利用やアイロン接着も可能です。

　刺繍ステッカーをステッカーとして使用する場合は、ノート、ビン、缶など、布以外にも色々な所に簡単に貼れます。

　接着面の材質や形状によっては貼れない場合があります。

　また、温度や湿度によっては刺繍部分の伸縮が大きくなり、剥がれる場合があります。

　刺繍ステッカーを布にアイロンでつける場合は、まず、接着をする場所に刺繍ステッカーを置きます。

　アイロンをドライ中温に保ち、当て布（綿１００％）をします。

　裏と表からそれぞれ約１５～２０秒間接着してください。

　完全に冷えるまでパッチに触れないでください。

　接着しにくい場合は作業を繰り返してください。

　基本的に縫い付けを推奨します。